福本伸行漫画

福本先生の代表作と言えば、カイジとアカギだろう。この二作品は現在も連載中である。しかし、どちらのさくひんについても、内容がどんどんなくなり、薄い内容をグダグダと引き延ばす体質にある。カイジもはじめのうちは非常に面白く、限定ジャンケンなどは傑作と言っていいレベルだし、アカギもワシズ様登場してしばらくたつくらいまでは良かった。しかしそこからは、ひたすらパチンコ玉が入るだの、地雷をふむだの、血が致死量抜かれるだのを引き延ばしているだけになった。
まあそれでも売り上げはかなりのものだろうから、別にかまわないと考えているのかもしてない。いや、大ヒットマンガ家にはそんな庶民的な発想はないか。たしかにいくつのも連載を同時に抱えているのだから、絵が雑なことを差し引いても、締切に追われて創意工夫ができないのかもしれない。今こそ福本先生に半年の猶予を。かわりに富樫先生にぜひとも働いてほしい。
ちなみに僕は福本漫画はほぼ読んだが、銀と金、無頼伝涯が圧倒的にオススメである。最強伝説黒沢は読まなくていいと思う。